季刊『ロシア演劇』

発行所: 阿部事務所
編集・発行人: 阿部義弘

 


ロシア演劇第17号
2007年5月26日発行
(タブロイド版8ページ 1部400円)

特集1
トルストイ生誕180年祭迫る!!
1970年代末マールイ劇場の『闇の力』/柳富子
トルストイと「闇の力」/菅井幸雄
トルストイ「闇の力」演出にあたって/Y.ソローミン
「闇の力」原題に蘇った心の闇/島守辰明
ふみ子・デイヴィス著
 「トルストイ家の箱舟」「お伽の国−日本」出版

特集2
ロシア国立ボルコフ劇場2006年日本公演

ロシア国立ボルコフ劇場公演「検察官」/田之倉稔
ロシアへの郷愁−ボルコフ劇場感/佐々木愛
ロシア伝統の“俳優力”は、今も健在/島守辰明


マルシャーク生誕120年記念
「森は生きている」
コミサルジェフスカヤ名称アカデミー・ドラマ劇場

10月13日〜16日東京・昭和女子大学人見記念講
終了しました

主催 「森は生きている」2007招聘実行委員会/阿部事務所/ロシア文化フェスティバル日本組織委員会
後援 ロシア文化映画庁/在日ロシア連邦大使館
協力 岩波書店/ちひろ美術館/子ども劇場東京都協議会
神奈川県子ども劇場おやこ劇場連絡会/日本ユーラシア協会
制作 アーツ・アイランド
ふみ子・デイヴィス著 「トルストイ家の箱舟」「お伽の国−日本」

トルストイ家の箱舟
82歳の文豪はなぜ妻をおいて家を出たのか
トルストイ家の箱舟

著者:ふみ子・デイヴィス
当時世界的な人気を誇った作家の妻として生活をきりもりし にもかかわらず夫を理解しない「悪妻」として知られたソフィア夫人。 みずからの思想にしたがい、すべての財産を民衆に捧げようとする夫は死のときに近い晩年に妻のもとを去り家を出た。 夫婦の晩年にいったい何があったのか。子どもたちの目に映る両親は? 秘書の日記、夫婦の日記をもとに、文豪の家族がかかえたドラマを追う書き下ろし

お伽の国-日本
海を渡ったトルストイの娘
お伽の国−日本

著者:アレクサンドラ・トルスタヤ
訳者:ふみ子・デイヴィス

父である文豪トルストイの死出の旅に立ち会い、父の永遠の思想の実現に人生を捧げた末娘アレクサンドラ。戦争、革命、投獄、母の死、兄弟姉妹との断絶―革命後のソ連に絶望して、父の信奉者であった数人の日本人の助力によってソ連を脱出したアレクサンドラがアメリカに亡命するまでの二年近くを過ごした昭和初期の日本を見つめた貴重な記録。

ロシア演劇第17号掲載、著者ふみ子デイビス寄稿

『お伽の国−日本』の翻訳出版にあたって
『トルストイ家の箱舟』について
 
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